kabocha diary

備忘録、日記代わり。如月千早がお気に入り。

ムンク展に行ってきた話

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ムンク展ー共鳴する魂の叫び

2018年10月27日(土)~2019年1月20日(日)の開催です。

12月は高校生の方は無料なので行くのはおすすめです。

僕は美術品に明るくないけど行って良かったと思ってます。

人の多さに始めはげんなりしてそれこそ“モンク”の一つでも出そうでしたが満足しました。

 

~ざっくりレビュー~

列になって入場して展示品を見て回ります。

音声ガイドは福山潤さん、エピソード解説は宇賀なつみさん。

貸し出しされる音声再生機に作品に振られる数字を入れて聞くみたいです。

料金は550円。

 

 見る決まった順番はないとのアナウンスもありますがそこは日本人、

1の区画から見ていく人がとても多かった。

 人が多いので絵に対する感想について話している人もいました。

 「叫び」は目玉だけあって別の待機列が設けられていました。

 ムンク作の「叫び」ですが「ムンクの叫び」と勘違いしている人は多そう。

代表作で有名な「叫び」ですが、一度来たら他にもすごい作品がたくさんあると感じる人が多いと思います。(上から言っているわけではないです)

 

101点の展示で多過ぎでもなく少なすぎでもなくという感じで、見終わった後のショップで売っているポストカードを見れば、作品名と絵がなんとなくわかるようになりました。

 

一方でわからないことがあります。

絵の質感は画像で見るよりもずっと本物です。

しかし、その時に何を思って何を表現をしようとしたかまではわかりません。

家族に不幸があってとか体調不良等の話があっても影響があったと納得するのは受け手の推測でしかありません。

それでも「叫び」の隣に展示してあった1894年の「絶望」に描かれている男の人は見てて心がざわついたのは確かで本当でした。

 

あともう一つわからないことがありました。

「叫び」をモチーフにしたスノードームです。ムンクが生まれた街・オスロの積雪の多さを表現していて、小さなドームにゆっくりと雪が降る特別仕様、らしい。

「これは線や人の形が微妙に違くてぬいぐるみのように個体差(?)があります」

と売り場の販売員に聞きました。言わんとしていることはわかるし、実際にそうなんだろうなと思いながら見てもわからない…

2、30体程在庫が残ってましたが買いました。

ここでしか買えないならではの品で季節も冬、そこそこの値段にかさばらない大きさ。

ムンク展に来たならおすすめの一品です。横にしっかり友人二人もいます。

 

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ポケモンとのコラボもしてるけど、記念にガシャポンで引いたピカチュウのキーホルダーに「叫び」が圧倒的に足りない。あまりにも有名で顔を崩しすぎるのはNGが出たんだろうか。

個人的にコダック&ゴーストのやつが当たりだと思いました。クリアファイルは結局使わないだろうから買わなかったけど、キーホルダーも微妙に使いどころがなかったり。

 

「芸術家がその力量を十全に発揮するためには孤独でなければならない」 の信条で生涯独身を貫いたムンクの展示会は1/20まで。開室時間は午前9:30~午後5:30

1時間から1時間半で展示は見終わります。

 

PS:見終わった後に本屋で見かけた「1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365」にムンク「叫び」についてのページを見つけました。「叫び」についての雑学がとてもためになって、これを美術館で知りたかったと思いながら帰りました。

あとこの時期のアイスクリームおいしい。